午前0時、キスしに来てよ38話のネタバレと感想!楓のスキャンダル…日奈々に会えない!?

6月13日発売の2019年7月号別冊フレンドに連載中の午前0時、キスしに来てよ第38話のネタバレと感想です。
今月号は37話、38話の2話同時掲載です。
前回の内容は下記からどうぞ!
それでは38話のネタバレをどうぞ!
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午前0時、キスしに来てよ38話のネタバレとあらすじ
荒れた小さな部屋で、初めて絵本をひらいたとき。
キラキラぴかぴか、見たこともない煌めく宝石のような世界に、とても憧れて、虜になった。
【それ以来、おとぎ話は、私の逃げ場だったのかもしれない】
楓とキスをしていた日奈々は、まだ続けるのかと聞いた。
嫌だったのかとショックを受けた楓に、日奈々はそうじゃないと否定すると、赤く染まった顔をそむけて言った。
「なんだか・・・、変な気持ちに、なるっていうか・・・」
そんな日奈々を見て、興奮した楓は、「よし、もうヤっちゃお!」と言って、上半身裸になろうとした。
「キャ~ッ♡♡」
「なんつって」
服を着る楓。
「!?」
日奈々が高校卒業するまではガマンすると言う楓に、長すぎて自分の方がガマンできるかと心配する日奈々。
新学期から3年になるし、あと一年の我慢だと励ます楓。
「それに、来週の31日は日奈々の誕生日でしょ」
「あっ、そういえば!!ご存じだったんですねっ」
驚く日奈々に、彰に聞いたと答えた楓は、「プレゼント、どうしようか?」と微笑んだ。
日奈々は少し考えて、明日は両親のお店が定休日だから、いよいよ気持ちを話そうと思うと言った。
「なので」と、座っている楓の足に頭を乗せると、楓を見上げて言った。
「綾瀬さんに一番に報告したいので、少しでもいいから会いたいです。甘えたいです」
「わかった。約束する」
楓は、日奈々のおでこに自分のおでこを優しく当てた。
日奈々が着替えるために部屋を出ていくと、楓の携帯に茂ちゃんから電話が入った。
「楓、緊急事態だ」
「どしたの?」
茂ちゃんの話を聞き、驚く楓。
自分の部屋で、たくさんのトロフィーと向き合う日奈々。
”・・・私が私らしく、いられたしるし”
トロフィーを見ると、指がうずく日奈々。
『後悔しないでやっていけそう?』
『今さら、そんなこときかないで』
過去を思い出した日奈々は、自分の両手をギュッと握りしめ、ぶんぶんと頭を振った。
そして、『FUNNYBONE』の写真を見て決意した。
【綾瀬さんたちに勇気をもらったんだから、私も前に進まなきゃ】
リビングの掃除をする母を、ドア越しに見つめる日奈々。
”お父さんは、おばあちゃんちにすず迎えに行ってるし、今がゆっくり話せるチャンス!”
日奈々は部屋に入ると、母を呼んだ。
「だっ、大事な話があるんだけど」
日奈々の様子を見て、何かを感じた母。
2人でソファに座ると、母は、楓と何かあったのか聞いた。
「ちっ、ちがうの」
俯く日奈々を見つめる母。
「・・・」
中々言いだせない日奈々。
日奈々が話すのを待っていた母は、緊張から肩で息をする日奈々に「だっ、大丈夫?」と聞くと、「ゆっくりでいいから」と優しく言った。
そんな母を見て、日奈々は覚悟を決めた。
「私、ピアノがやりたい」
驚く母。
「ずっとやりたかった。迷惑かけちゃうかもしれないけど、今さらプロにはなれないけど、ピアノに関わる仕事につきたい」
一気にまくしたてた日奈々。
母は驚き、何も言えなかった。
日奈々は顔をクッションで覆うと、ずっと黙っていたのは、前に祖母と母の会話を見てしまったからだと言った。
祖母から、日奈々のことを後悔してないか聞かれた母が返した言葉。
「今さら、そんなこと聞かないでって」
「!」
母は驚愕した。
日奈々はクッションで顔を隠したまま続けた。
いつも優しいけど、面倒だって思ってることもあるかもしれないとこわかった、と。
「私はすずじゃないから・・・。ほっ、本当の子じゃないから・・・っ」
日奈々はクッションに顔をつけたまま、目に涙をためて言った。
「私も愛されたくて」
母は言葉を失った。
「日奈々」
日奈々が母を見ると、母の目からは滝の様に涙が流れていた。
驚く日奈々に、母は言った。
「やっと本音、言ってくれたね」
「!」
日奈々が遠慮してるのを知ってた母。
真面目すぎるし、必要以上に家事もしてくれる日奈々に、何度かムリをしないように言ったが、日奈々はそれを貫いた。
母は、日奈々がそうすることで、ここに居やすいならそれでいいかと納得し、自分から問い詰めるのはやめておこうと思っていた。
「でも完全にミスったわ」
母は、日奈々の抱えていたクッションを掴むと、ぶんっと放りなげた。
「!!」
驚く日奈々。
「今さらっていうのは、こういう意味よ」
そう言って、日奈々の両肩を掴む母。
「『もう愛しちゃってるんだから、今さらでしょ!』」
母は、驚く日奈々をぎゅっと抱きしめ、誤解させて傷つけたことを謝った。
「どんな日奈々でも大好きよ」
日奈々の目からは涙があふれ、母の手にしがみついた。
”お母さん”
その時、「もう入ってもいい?」「もう少しまって」とヒソヒソ話す声が聞こえた。
振り返ると、「ただいま~っっ」とすずが満面の笑みでドアを開けて入ってきた。
その後ろには、困った表情の父。
「すずっ」
「お父さん」
父は日奈々と母に謝ると、入るタイミングを失って、しばらく話を聞かせてもらったと言った。
「ピアノ、好きなだけやりなさい」
父の言葉に、日奈々は驚き、いいのかと聞いた。
「あたりまえだろ。2人ともお父さんの大事な娘だ!!」
父は叫んだ。
「そうよ、お金のことなんて気にしないで、好きな道行きなさい」
母が言った。
「なんか、よくわかんないけどよかったねぇ~」
すずが言った。
日奈々は目に涙を浮かべながら、満面の笑みを浮かべた。
「うんっ」
その夜、ベッドに入った日奈々は微笑んだ。
”なんだか胸がいっぱいで、ねむれそうにないな”
早く楓に伝えたいと思っていた時、携帯が鳴った。
”わっ、やった!綾瀬さんからだ”
「はい、もしもしっ」
車の後部座席に座る楓は、少しの間黙っていた。
沈黙に戸惑う日奈々に、楓が言った。
「ゴメン、日奈々。君とはもう、会えないかもしれない」
ショックを受ける日奈々。
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感想
思い切って母に本心を打ち明けた日奈々と、その気持ちを受け止め、日奈々を抱きしめた母に感動しました。
ホッとしたのもつかの間、楓が日奈々に「もう会えないかもしれない」と伝えました。
一体、どんなスキャンダルなのか、気になります。