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獄丁ヒグマ11話のネタバレと感想!ヒグマとアヤハの絆と新たな亡者現る!

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3月11日発売の2019年第15号、週刊少年ジャンプ連載の「獄丁ヒグマ」11話のネタバレと感想です。

 

前回話のネタバレは下記にまとめているので、まだの方はどうぞ。

 

 

獄丁ヒグマ11話のあらすじとネタバレ

 

ヒグマの本心は・・・

 

「なんで獄卒人なんてやってんだ?お前、嫌いだろ、その仕事」

 

狐を倒した時の様子も変だったし、コバタから、昔は泣くほど嫌がっていたと聞いたと言うアヤハ。

 

「ホントか?教えてくれよ、ヒグマ」

 

ヒグマは、何で急に知りたがるのか聞き返した。

質問してるのは自分だと怒るアヤハ。そして、自分の右手甲の印を見せて怒鳴った。

 

「これは何だ!!!」

「ぶ・・・分霊印です」

 

アヤハは、恐る恐る答えるヒグマに迫った。

 

「そうだよ!お前の友達のエンマ様とやらに勝手につけられた印!!」

「そ・・・その件に関しては大変なご迷惑を・・・」

 

謝るヒグマの言葉を遮り、アヤハが言った。

 

「違う。それは別にいいんだよ」

 

驚くヒグマに、アヤハはむしろ嬉しかったと続けた。

 

コバタにも、分霊者の仕事はバイトよりずっと役に立つと言われたと話すアヤハに、ヒグマが話しかけようとした。

 

だが、それを遮り、「でも、お前にはあまり関係なさそうだよな」と、アヤハは背中を向けて言った。

分霊者ができるサポートは限られているし、印のことは気づいても喜ばない、と。

 

黙って聞くヒグマ。

 

アヤハは、振り向いて言った。

 

「お前はきっと、”仕事”に他人を踏み込ませる気がさらさらないんだ」

 

閻魔に、一般人を巻き込むなと抗議したことを思い出すヒグマ。

 

狐を倒した後のヒグマの顔を見て、ヒグマが”仕事”を良く思っていないではと考えたアヤハは、ヒグマに言った。

ヒグマに借りを返したくてあれこれやってるつもりでも、肝心のヒグマが”仕事”とどう向き合ってるのかわからないと、自分もどうしたらいいのかわからない、と。

 

しばらく黙っていたヒグマだったが、アヤハのことを本当に義理堅いと言って、語り出した。

 

閻魔大王は上司、もしくは雇い主であり、昔はそんなことわかってなかった。

お察しの通り、自分は”仕事”が好きではなく、獄卒人として亡者の罪を咎めるのも、命乞いが耳に入らないふりをするのも、自分には荷が重い、と苦笑いした。

 

 

ヒグマは、必要な仕事なのはわかっているが、どんな悪党が相手でも、地獄に落とす権利が自分にあるとは思えなかった。

 

アヤハは必死に訴えた。

ヒグマの仕事に、アカネや香、お年寄り達、自分や自分の家族も救われた。

ヒグマは何も間違ってない。

他人の命を犠牲に現世に留まっている亡者は、地獄に落ちて当然なんだ、と。

 

ヒグマは俯いたまま言った。

「アヤハさんは正義感の強い人だね」

 

気持ちが届いていないことに気づくアヤハ。

 

ヒグマは「自分は違う」と続けた。

どんな悪党でも笑って許せたら、どんなに楽かといつも思っている。

でも、現実には、そんな甘ったれた覚悟では何も救えやしないことも知ってる。

 

そう語りながら、獄卒人の姿に変わったヒグマの脳裏には、亡者の前で泣きながら怯える幼い頃の自分の姿が浮かんでいた。

その亡者も涙を流していた。

 

だからいつでも心を切り換えられるように訓練し、正しく厳しく決して迷わない獄卒人になった。

「アヤハさんが、さっき挙げた人達を救ったのは、この偽物だよ」

と冷たく言い放つヒグマ。

 

驚くアヤハに、「だから恩義なんか感じなくていい」と言って、ヒグマの姿に戻った。

 

本当の自分は二の足を踏んで、何ひとつ選ぶことのできないヘボ野郎だと言うと、「今日は少し疲れた・・・」とアヤハの横を通り過ぎた。

そして、振り向きもせず、「分霊者、やめたかったらやめていいよ」と言い残していった。

 

その会話を地獄で聞いている、閻魔と阿傍。

 

アヤハは俯き、考えていた。

 

【詳しく聞くべきか迷った。アヤハにはヒグマの気持ちが完全には理解できなかったから】

 

「笑って許してやれたらどんなに・・・」というヒグマの言葉を思い出しながら、思った。

 

【悪いことをしたら叱られる。罪には報いがあって当然。それがアヤハにとっての普通の感覚】

 

【だからこそ、自分や家族が亡者に憑かれた時は苦しかったのだ・・・】

 

ヒグマと出会った頃のことを思い出したアヤハ。

 

「あなたは正義感の強い人だ。それを踏みにじられて悔しかったら、同じようなことが起きたらまたおいで。必ず・・・」

 

笑顔で言ってくれたヒグマを思い出し、アヤハは振り向いて叫んだ。

 

「ヒグマ!!」

 

アヤハはヒグマの元へ駆け寄ると、「オラァ!!!」と背中を思い切りバッグで殴った。

「ちょっ、だから、そこ傷口ッ・・・」と倒れ込むヒグマに、「うっせー!!」と怒鳴り、胸ぐらを掴んだ。

「!?」

 

そして、戸惑うヒグマに言った。

 

「ニセモノだか何だかしらんが、こっちからしたらお前はお前だ!勝手に人の感謝を否定すんな!」

「魑魅を抜いてくれたのも、兄貴についてた亡者を倒してくれたのもお前だし、あの時、どうしようもなく困ってた私に、「助けてやる」って言ってくれたのもお前だろ!!」

 

「・・・!」

 

アヤハはヒグマの胸ぐらを離すと、ヒグマの言い分は正直わからないが、ひとつだけ確かなことはわかると言った。

 

「ヒグマ、お前は迷いながらでも戦ってるってことだ。色んなものを抱えたまんま」

 

驚くヒグマ。

 

「それってカッコイイことだよ」

 

「そ・・・。そんなこと・・・」と俯くヒグマに、アヤハは、「そうだよ、ウジウジすんな!」と言って、「ほら」と手を差し出した。

 

その手を掴み、立ち上がったヒグマ。

アヤハはその手をしっかり繋いだまま言った。

「分霊者は続ける。私の勝手なら別にいいだろ。やめたきゃやめろなんて二度と言うな」

 

「・・・うん。ごめん」

 

アヤハはニッコリ笑うと、ヒグマの肩をガッシリ抱いて言った。

 

「まァ、ちょっと安心したよ。お前でもそうやって悩んだりすんだなーって。」

 

悩みくらいあると言うヒグマに、「その方が友達がいがあるってもんさ」と言って笑った。

 

ヒグマは、「・・・あのさ、アヤハさんて・・・」と何かを言いかけたが止めて、コバタについて聞いた。

「宿題あるから」と、烙を借りて帰ったと答えるアヤハ。

 

その2人の後ろには、木の陰に隠れて見守っていた、コバタと烙の姿が。

 

「友だちがいだって。アヤハさんていい人だな」と、コバタ。

「ね」と、烙。

 

キセルから流れ出る煙。

 

「・・・”狐”・・・」

 

木にもたれかかり、キセルを吸う洇月。

 

”物差しの代わりにもならなんだ・・・やれやれ。執念ばかり強くともさして役には立たんな・・・”

 

洇月は煙を吐き出しながら、考えた。

 

””翁”がまた形をとり始めた以上、また散る前に情報を集めておきたいところ。獄卒人は代替わりが早くて面倒じゃ・・・”

”長すぎる物差しをあてがって、うっかり壊してしまうわけにもいかん。もう少しだけ、在獄期間の長い者を遣ってみるか・・・”

 

【在獄期間】

それは亡者が地獄で過ごした年数を表す数字。

本来、亡者は地獄において、多種多様な拷問を受け、何千年と時間をかけて罪を償う存在である。

それが、こと脱走者においては・・・。

 

「烟月様!烟月様・・・!」

烟月の元に慌ててやってきた亡者。

 

「大変です・・・!!」

「何じゃ山錐(ヤマギリ)、騒々しいの・・・。そうじゃお主、狐鉄の代わりに・・・」

 

山錐に目を向けた烟月は驚いた。

「・・・!」

 

「大変です」と言う山錐の、左半分は頭から溶けかかっていた。

 

「お・・・。お止め・・・したの・・・ですが・・・。あぐ・・・」

 

山錐は言い終えることなく倒れると、バシュウという音と共に消えた。

 

「あの男・・・!」

 

空を睨む烟月。

 

【在獄期間は長ければ長い程、その亡者の異能は、地獄で受けた責め苦の特性がより濃く反映される】

 

よく晴れた月夜の晩。

葉に落ちる滴。

 

【長ければ長い程、地獄や閻魔への恨みは深く】

 

滴の落ちた葉は、煙を出しながら溶けた。

 

【狂気はより濃く】

 

ヒグマとアヤハを見下ろす亡者。

その口元は笑い、目からは涙が流れていた。

 

【強い】

 

魔の手・・・出る。

 

感想

ヒグマの気持ちを思う、アヤハの優しさが伝わりました。

ヒグマとアヤハ、二人を見守っていたコバタや烙の絆が深まった気がします。

そのヒグマを狙う烟月も曲者ですが、ヒグマの幼い頃の記憶にも登場した、涙を流す亡者が何者なのか気になります。

 

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