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アイターン20話のネタバレと感想−瀬戸川が言った言葉の意味とは!?

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7月18日発売のモーニング2019年32号に連載中のアイターン20話のネタバレと感想です。

 

前回の内容は下記からご覧ください。

それでは20話のネタバレをどうぞ!

 

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アイターン20話のネタバレとあらすじ

 

青葉銀行の瀬戸川が口にした言葉の意味するものは・・・!?

 

『銀行だって、表の顔ばかりじゃないよ』

 

自宅で酒を飲みながら、瀬戸川の言葉を思い出していた狛江。

 

”あのセリフはどういう意味だ・・・?”

 

”瀬戸川が何をする気かわからないけど、警察に駆け込まれたらおしまいだ”

 

「クソッ!!」

狛江は勢いよくグラスをテーブルに置いた。

その時、酒のパックを倒してしまい、中身が流れ出してしまった。

 

狛江はこぼれた酒を拭きながら、青葉銀行の仕事はとれたものの、自分の弱みもますます大きくなったと思った。

悔しげな表情で、力いっぱい床を拭く狛江。

 

「毎度!土沼印刷です!」

揉み手をしながら現れた土沼は、高級お菓子を土産だと言って吉村に渡した。

 

「こ・・・これを全部、ウチにやらせていただけるんですか!?」

青葉銀行の広告企画案を手に、思わず叫ぶ土沼。

「ああ、よろしく頼むよ」

土沼は精一杯やると張り切ると、大手を落とした狛江に、「どんどん出世しちゃうじゃないですか!?」と言った。

狛江は頭を抱え、否定した。

 

『ふうん・・・やればできるじゃない。でも支店レベルじゃ、広告の出稿量はたかが知れてるよ』

『青葉銀行に行けとおっしゃったのは部長でしょう!?』

『この程度で満足するなと言ってるんだ』

『・・・とにかくこれで、Q支店は大丈夫ですよね!?』

『さあな、それは上の連中が決めることだ』

 

高峰との会話を思い出し、怒りに震える狛江を、土沼が飲みに誘った。

土沼は小指を立て、こっちもご無沙汰でしょうと下品な笑みを浮かべた。

狛江は、社内でそんなことを言うなと土沼を窘めた。

 

土沼が帰ると、吉村が、青葉銀行の仕事も土沼に頼んだのかと狛江に尋ねた。

頷く狛江に、ちょっと前まで土沼を嫌っていたことを指摘する吉村と柳。

狛江は、ちゃんと話してみたらいい人だとわかったと誤魔化した。

 

”今日も事務所当番だけど、前ほどイヤじゃないな”

顔見知りの組員も増え、桜井や牛窪はよくしてくれた。

何より1人で部屋にいるよりましだった。

 

「竜崎さんとこ、えらい景気ええらしいな」

雨の中を歩く狛江の耳に、竜崎の名前が飛びこんできた。

振り向くと、柄の悪い2人の男がタバコを吸いながら話していた。

 

「ああ、次の幹部会で直参に昇格するちゅう話やで」

「順番から言うたら、ウチの組長が直参になるのが筋やろ?組のために何度も懲役いっとるんやから」

 

岩切組の組員だとわかった狛江は傘で身を隠した。

 

メガネの男が、竜神会は本家に納める金額が違うし、直参の中で一番跡目に近い藤堂のヒキも強いと言った。

坊主の男が、「しょせんヤクザも銭やの」と嘆いた。

 

狛江は考えた。

直参は会社の役職でいえば重役にあたる。

竜崎が重役に昇進すれば、竜神会の立場も上がるから、孫請けにすぎない岩切組とは大きな差がつく。

 

部長の高峰は同期入社でずっと昇進のペースも同じだったのに、副社長の娘と結婚した途端、部長に抜擢され、狛江の上司になった。

以来、パワハラというべき嫌がらせを執拗にされている・・・。

 

”ヤクザもサラリーマンも同じように、釈然としないしがらみの中にいるんだな・・・”

 

事務所に着くと、桜井達が何かを見ながら盛り上がっていた。

「ナニナニ!?なんですか、それ?」

「車エビです。組長(オヤジ)宛てに届いたんですが、みんなで食べてください」

西尾の言葉に歓喜した狛江は、伊丹に料理してもらおうと持っていった。

 

「じゃあ、伊丹さん。コレ、よろしくお願いします」

車エビを持ってきた狛江を睨みつけ、伊丹が言った。

「あんた、伯父貴とか言われていい気になっとるみたいやけど、みんな、便宜上そう言うとるだけや。勘違いしたらあかんで」

勘違いなどしてないと言う狛江に、伊丹は、狛江の様な素っ堅気にヤクザは無理だと続けた。

「”利口じゃなれず、馬鹿でもなれず、中途半端ならなおなれず”言うてな。この稼業は甘うないで。早よ、当番なんか辞めてくれや」

「・・・それは岩切組長に言ってください。俺も好きでやってるワケじゃないんです」

 

翌朝の車エビ三昧の朝食を見て、狛江は感動した。

「旨い!」

伊丹の味噌汁の旨さに感激する組員達。

 

ピー・・・ガガ・・・

 

聞きなれない音が聞こえ、不審に思う狛江。

 

「暴力団は出ていけー!!」

「出ていけー!!」

 

いきなり大音量で叫ばれ、狛江は驚いて窓から外を覗いた。

「なな・・・なんだよ!?」

デモ集団に驚く狛江に、桜井が、最近よく来ると説明した。

「この街は、暴力団を壊滅するって躍起になってるんで」

 

「まいったな・・・これじゃあ外に出られないぞ」

外の様子を見ながら、狛江が呟いた。

 

「今日は組長(オヤジ)が遅くなるんでよかったです」

振り向いた狛江は西尾の姿を見て驚いた。

「!?西尾さん!」

 

西尾は狛江の傍まで近寄ると、狛江に言った。

確かに我々は褒められた存在ではないが、「暴力団は嫌い」「だから出ていけ」というのは思考停止であり、外の人達がやってることも、他社の生活を脅かす点では一種の暴力だ、と。

 

どういう意味かと聞く狛江。

西尾は、みんな物理的な暴力には敏感だが、精神的な暴力は野放しであり、目に見えないぶん、遥かに陰湿で人の心を深く傷つけると答えた。

 

狛江は、だからといって物理的な暴力が許されるワケじゃないと言った。

ヤクザは一般社会と異なるルールで生きているので、法律の枠をはみ出すこともあるが、堅気に迷惑をかけているのはごく一部だと言う西尾。

 

一部でも迷惑をかけてる者がいるから、こうやってデモ隊がくると言い返す狛江に、伊丹は「ケッ」とそっぽを向いた。

 

西尾は、誰にも迷惑をかけていないと思い込んでいる人間はたくさんいるが、そもそも誰にも迷惑をかけていない人間などいないと言った。

 

狛江が、一般市民は犯罪なんかに手を出さないと言うと、西尾は、痴漢や盗撮、汚職や飲酒運転といった犯罪では、一般市民のほうがニュースをにぎわせていると言った。

 

「うーん、じゃあ西尾さんはどうすればいいと思う?」

狛江の質問に、どうにもならないと答えた西尾。

「だけど・・・迷惑をかけたり、かけられたりしながら、お互い譲り合っていくのが、人間なんじゃないでしょうか?」

 

西尾の言葉に驚き、黙って見つめる狛江。

「おかしいですか?ヤクザが、こんなこと言うの」

「いえ・・・」

 

西尾は、昔ヤクザが博徒だったと言った。

賭場を開帳し、そのテラ銭で生計を立てていたが、警察に追い詰められた結果、別のシノギにも手を出すようになった。

 

博打も違法だと言う狛江。

 

公営ギャンブルの控除率は25%。宝くじに至っては50%。

これは世界的に見ても極めて高い控除率で、客に勝ち目はない。

パチンコの控除率は10%から20%。

パチンコもれっきとしたギャンブルで、しかも民間だが、なんのお咎めもない。

 

本来のヤクザは任侠道を重んじるもの。

つまり弱気を助け、強きを挫くのがあるべき姿。

今の半グレ集団のように、弱者を食いモノにはしなかった。

 

西尾は、光があれば影があるように、どこもかしこも明るい世の中なんてなく、無理に明るくしようとすれば、そのぶん影が濃くなると言った。

「我々がいなくなれば、堅気に迷惑をかける連中がますます増えるでしょう」

 

「さすが西尾の兄貴はインテリやなあ!狛江の伯父貴はカタなしや」

伊丹が嬉しそうに拍手した。

 

西尾の言い分は一理あるが必ずしも正しいとは思えない狛江。

だが、何が正しいかとなると、それもよくわからなかった。

 

”ただ、以前の自分なら無条件にヤクザが悪いと決めつけていただろう”

 

狛江は固い表情を浮かべ、俯いた。

 

自分も悪事に加担したせいでヤクザに対して寛容になったのか、それとも当番なんかしてるせいでヤクザに親しみを持ったのか。

 

”どちらにしても、ますます一般市民から遠ざかっていくようで、不安だ・・・”

 

気象庁が九州北部の梅雨明けを発表した頃、狛江は土沼からキックバッグを受け取っていた。

封筒の中の札束を確認し、驚愕した狛江。

「キックバックって、こ、こんなキャッシュでくれるの?」

土沼は声が大きいと狛江を注意すると、悪だくみする顔で言った。

「こうゆう金は振り込んだらあきません。証拠が残りますから」

 

狛江は黙って封筒を内ポケットにしまった。

 

内ポケットに潜ませた悪事の証・・・札束に狛江は何を思う!?

 

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感想

西尾の話から、立場の違いで見方が変わると思いました。

一般市民から遠ざかる感覚に不安を覚えたわりには、土沼からのキャッシュバックはしっかり内ポケットに入れる狛江に、人間の弱さを感じます。

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