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くにはちぶ 第24話のネタバレと感想-かざり怖すぎ!!

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7月17日発刊の少年マガジンエッジ2019年8月号に連載中の『くにはちぶ 第24話』のネタバレと感想です。

前回の内容は下記からごらんください。

 

くにはちぶ 第24話のネタバレとあらすじ

母がいるのはいつもむこう側だった。

 

「かざりちゃんはかわいいねえ。たんとお食べ」

満面の笑みで頬張るかざり。

「かわいい、かわいい」と、かざりの口元の食べかすを拭く女性が言った。

「アレと違うて」

かざりは、部屋の外に一人で座る女性を見た。

「恐ろしい、恐ろしい」

「恥ずかしくないのかね、のうのうとねえ」

「あんな顔でねえ」

大人達の陰口を聞いていたかざりは、おはぎを勧める男性を無視し、女性の元へ駆けつけた。

「お母様、一緒に食べましょう。私はこちらがいいです」

かざりは母に抱きついた。

「私はお母様の味方です」

 

かざりのボロボロの自宅を訪ねた先生は、母親に、いたずらというにはやりすぎだと注意した。

「学校に大金を持ってきたり、硫酸をまいたり、車を暴走させて」

「先生」

先生の話を遮り、母親が言った。

「先生はかざりの味方なのですね?」

母の顔の右半分には大きなあざがあった。

先生は戸惑いながら、もちろんだと頷いた。

「幸いですね、かざり。感謝いたしましょう」

「ありがとうございます!」

頭を下げる母子。

先生は家を出ると、深くため息をついた。

「私の車・・・保険おりるのかな」

 

その頃、「死ね」というコメントを見て、ショックを受けたたんぽぽ達。

あざみは、学校の外も同じようなものだと呆れると、くにはちぶのことを訴えることに意味があるのかと言った。

男は、味方ができる時には敵もできる者だと言うと、あざみに、配信者「あざみん」として活動し、毎日のようにくにはちぶ廃案を訴える動画を投稿するように指示した。

「ネットで味方を作るには、とにかく多く人の目に触れることです」

「同情誘って数字をとれってことね」

男は「そうです」と頷くと、「使えるものは何でも使う」と言った。

「全ては・・・」

 

「ドーモー。ミーチューバーあざみんです」

学校の門で、画彩のスマホで動画撮影をするあざみ。

その様子を見て、ざわつく生徒達。

 

『くにはちぶに勝つためです。菊池さん』

 

男の言葉を思い出し、急に馬鹿らしくなったあざみ。

「アホらし」とかつらを画彩に向かって放り投げると、勝手に撮るように言った。

「私は普通に暮らすから!」

そう宣言して、あざみは髪を結い直した。

 

「あーざみん、おーはよ!」

「おはよう、深田さん」

たんぽぽが答えた。

そこへ、動画を見たという女子生徒が集まってきた。

生徒達は感動し、あざみんの味方になりたいと言った。

味方ができたと喜ぶたんぽぽの隣で、表情を硬くするあざみ。

 

「味方なんて・・・、もう簡単には・・・なれない」

あざみは、ただ無視して暮らせばいいだけじゃなくなったと言うと、かざり達が何をしてきたのか知らないだろうと聞いた。

そして、危険を承知で味方につくのは無理だろうし、危ない目に遭えなんて頼めないと言って俯いた。

 

「あざみん!ただ無視なんてしないよ」

「『無視しながら無視しない』、やってみるよ」

「私達は助けるために味方になりたいの!」

 

そう言って微笑む女生徒達。

驚くあざみ。

 

「えーん、えーん」

声の方を振り向くと、かざりが教室の入り口に立って泣き真似をしていた。

「みんな私の味方じゃなかったの~?」

かざりは目もとを隠していた両手をずらし、真っ直ぐ見つめて言った。

「ひどいわ」

ざわつく生徒達。

 

「おはよう、あざみ」

「おはよう、かざり」

かざりは、ちょっと可哀想と思うくらいで簡単に味方を変えた女生徒達は、ちょっと苦しかったら簡単に味方をやめるかもと指摘した。

睨みつける女生徒達。

「気をつけなよ、あざみ。この中に本当に味方がいるのか・・・きちんと考えてね」

かざりはあざみの肩に手を置いてそう言うと、立ち去った。

無言で見送るあざみ達。

 

先生はテスト終了だと告げ、後ろから集めるように言った。

”採点してもらえないテストも何度目だろう。だいぶ溜まっちゃったな”

たんぽぽは机の中に溜まったテスト用紙を見た。

 

「理科のテストあった?」

「あった、あった」

女生徒達の声に、顔を上げるたんぽぽ。

「これで全部だよね、いままでのテストの答案」

女生徒達は、集めた答案用紙をたんぽぽの机の上に置いた。

「これだけあれば、テスト受けられない人がいても、自己採点できるよね」

先生に、無視しないことにしたと告げる女生徒達。

「先生も無視しながらできることあったら、協力お願いしまーす」

「あ、ありがとう!」

 

たんぽぽが採点すると、ひどい結果だった。

「が・・・頑張るよ!」

 

「今日はちゃんと轢いてやろうぜ」

「一千万ちょろいぜ」

バレーの授業中、ボール入れでたんぽぽを轢こうと相談する男子生徒達。

「なあ、遊んでんじゃねーよ」

振り向くと、そこには一人の男子生徒がいた。

「違法じゃなければ、傷害とか殺人とか、してもいいと思ってんのか」

しばらく沈黙した男子生徒達は、薄笑いを浮かべて言った。

「合法に一千万だぜ?邪魔者も消せて一石二鳥だろ」

ケンカになりそうになった男子生徒達を止める先生。

急に正義に目覚めたのかと言われた男子生徒は、あざみを見た。

驚くあざみ。

「そういう空気だろ」

 

「いただきます」

あざみの隣には注意した男子生徒の姿があった。

沢山の生徒に囲まれ、お弁当を食べていたたんぽぽ。

「私・・・またこんな風に・・・みんなでお昼を食べられるなんて思ってなかった。嬉しい」

たんぽぽは目に涙を浮かべた。

「ありがとうございます。私は幸せだよ」

 

そんなたんぽぽを見て、アザミは思った。

 

”味方なんて・・・できないと・・・思ってた・・・”

 

”・・・けど、もしかしたら・・・”

 

そこへ、突然缶ジュースが飛んできた。

キャッチする女子生徒。

「何してるの?アンタ達」

「ウェ!?」

缶を投げつけた男子生徒は驚いて逃げた。

 

女子生徒はあざみに向かって言った。

「ね?あざみん。信用してよ」

 

”もしかしたら本当に・・・味方が・・・”

 

目に涙をため、俯くあざみ。

「あざみちゃん?」

心配するたんぽぽ。

 

「とりあえず、あざみんはやめて・・・」

「あ!ごめん、あざ・・・。菊池さん!」

慌てて言い直した女子生徒達は笑った。

 

たんぽぽは、一人で昼食を食べているかざりに気がついた。

「かざりちゃん、一緒に食べよ」

驚く女子生徒達。

 

かざりは勢いよく立ち上がり、驚いたたんぽぽを睨みつけた。

だが表情を緩めると、無言で立ち去った。

呆然と見送るたんぽぽ。

 

放課後、何か連絡事項があるか尋ねた先生に、女子生徒が言った。

「先生。私達、菊池さんに味方します」

「え?」

驚く先生に、女子生徒は、今日一日、『無視しながら無視しない』を皆でやってみて、できることがわかったと続けた。

「だから・・・先生も味方になって下さい!私達全員が普通に卒業できるように!華厳さんにはっきりゲーム中止と謝罪をするように言って下さい!」

先生は一瞬固まったが、微笑みながら言った。

「そうね!もちろん。私は皆の味方ですよ」

 

その時、先生の頭の上から液体をかけるかざり。

硫酸と書かれた瓶を見て、驚愕する生徒達。

ジュワワワとはじける感覚に、先生は叫んだ。

「ぎゃああああああ!」

叫びながら教室を出ていった先生を心配する生徒達。

「先生ー!?」

呆然とする女子生徒達の前で、かざりは笑った。

 

瓶を逆さまにして、中の液体を自分の舌に垂らして言った。

「コーラだよ」

警戒されて、新しい硫酸は手に入らなかったと残念がるかざり。

その肩を掴み、女子生徒が床に押し倒して叫んだ。

「いい加減にしてよ!」

女子生徒は続けた。

「何が本当の味方だよ!苦しめてるのはアンタでしょ!アンタがいなけりゃ、こんなことになってないんだよ!」

たんぽぽが止めようとした時、かざりが女子生徒の右手の指を一本掴み、反対側に折った。

一瞬固まり、すぐに叫び出した女子生徒。

 

「つまりあなたの敵は私なんでしょ。掴んで大声出すだけ?ねえ、どうするの?」

そう言って、女子生徒の頭を掴むかざり。

「どうやって排除する?階段から落とす?自殺させる?硫酸で溶かす?車で轢く?大金かけて殺させる?」

怯える女子生徒を真っ直ぐ見つめて、かざりは続けた。

「私なら・・・」

「ひっ」

 

「やめな」

あざみが2人の間に竹刀を入れた。

「あざみは今夜も助けてくれるかな?」

かざりの呟きに、戸惑うあざみ。

「何?」

「きっと本当に味方するヒトのためなら、あざみは朝でも夜でも、どこにいても助けに来てくれるね。でも・・・このヒトを助けるために、そこまでする?」

女子生徒を指差すかざり。

あざみは驚き、言葉に詰まった。

「私は今夜、このヒトの家に行って、何かしちゃうかも。その時、あざみはきっと来ない。ねえ、あなたは、それでもあざみの味方なの?」

かざりは女子生徒の眉間に、自分の指をくっつけた。

怯える女子生徒。

 

「何言ってるの。そんな脅迫・・・」

「この程度で泣いて、あざみの味方なんて務まるわけないでしょ」

あざみの言葉を遮り、かざりは右手で自分の左手の中指を外側に折った。

驚愕するあざみ、たんぽぽ、女子生徒達。

 

「私の敵が誰かわかるね?私は一人やっつけるだけで勝ちだ。たったそれだけで、あざみは解放される。あなた達は・・・誰をやっつけるつもり?それはどれほど困難だと?どれほど険しい道だと?」

そう言って、かざりは自分の指を鳴らしながら続けた。

 

「おまえ達の敵は、華厳かざりだぞ」

 

感想

かざりの歪んだ性格の原因は、幼少期にあることがわかりました。

それにしても、他人や自分の指を折り、平然としているかざりが心底怖くなりました。

やはり味方になってくれた生徒達が減ってしまうのか、今後の展開が気になります。

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