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親愛なる僕へ殺意をこめて42話のネタバレと感想!B一の父との記憶!

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4月22日発刊の2019年21号ヤングマガジンに連載中の「親愛なる僕へ殺意を込めて」42話のネタバレと感想です。

前回の内容は下記からご覧ください。

 

親愛なる僕へ殺意をこめて42話のネタバレとあらすじ

 

雪村京花殺人容疑で逮捕されたエイジの元へ、真相を確認するために真明寺麗が面会に訪れた。だが、エイジはもう一人の人格であるB一に交代していた。

3日後、再び面会に訪れた麗は、真相を知る対価として、LL事件の被害者・白菱凛と過去に面識があったことを告白。

そして、B一も自身の過去を話し始めた。

 

B一が振り返る、”父との記憶”。

 

「エイジー!!夕飯だぞー!!」

友達と野球をしていたB一を父が迎えに来た。

皆に別れを告げると、B一は父の元へ駆け寄り抱きついた。

「お父さん!!」

 

父に肩車され、ボールの投げ方を教えてほしいと頼むB一。

「任せろ、エイジ!何を隠そう、父さんは中学時代、あの松坂と投げ合ったこともある、エースピッチャーだったんだぞ!」

「マツザカって誰?」

「ともかく!俺がコーチすれば、将来お前は大リーガー間違いなしだ!」

「マジで!?」

「おうよ。父さんが嘘ついたことあるか?」

「・・・結構よく」

「バカ!エイジ!そりゃあ嘘じゃなくてジョークっつうんだよ。ジョーク!はっはっはっは!」

 

楽しく笑い合う父子。

 

一緒にお風呂に入り、大きな声で歌って、「近所迷惑ー!!」とフライパンを叩いて注意する母。

 

来週の誕生日会に友達が皆家に来てくれる事を報告するB一。

「でもお父さんはまたずっと仕事で家に帰ってこれないんでしょ?」と俯くB一に、父は、「誕生日の日の夕方にはちゃんと帰ってくるからよ!」と言った。

「ホント?」と聞くB一に、父は、真っ直ぐB一を見つめて、「なぁ、エイジ。父さんが今まで一度でも約束を破ったことあったか?」と聞いた。

「たまに嘘はつくけど・・・それはない!」と笑顔を見せるB一。

「男と男の約束だ」と言って、2人は指切りをした。

 

B一を真ん中に、川の字で眠る親子。

 

誕生日当日。

ケーキや御馳走が並び、B一はたくさんの友達から祝福されていた。

「エイちゃん!誕生日おめでとー!!」

 

時間は過ぎ、夕方5時を回った頃、B一は父が帰ってこないと落ち込んだ。

その時、玄関のチャイムが鳴った。

「お父さんだ!」

B一は玄関へと駆け出した。

ドアを開けたB一の目に映ったのは、父ではなかった。

 

「八野衣さんのお宅ですね?私は猿渡。こちらは桃井といいます。ご主人はご在宅ですか?」

猿渡と名乗った男は、母に警察手帳を見せながら言った。

 

B一は不安になった。

「主人は・・・今、いませんが・・・」

猿渡は、母に、父についていくつか質問があると言って、家の中に入ってきた。

 

猿渡の話を聞き、驚愕する母。

心配で覗きこんだB一と、桃井の目があった。

思わず目をそらすB一。

 

テレビの中ではリポーターが叫んでいた。

『今、焼け落ちた建物の中から、捜査官が出て来ました!どうやら、逃亡中だった八野衣真容疑者が焼身自殺を図ったようです!』

 

B一はテレビを見ながら愕然としていた。

「あっコラ!エイちゃん!テレビはつけちゃあダメだ!!」

そう言って、B一の祖父がテレビを消した。

そして、祖父はB一に、しばらく外にも出てはダメだし、保育園も行ったらダメだと言った。

 

汚れた食器でいっぱいの流し。

母は黙って座り込んでいた。

「お母さん、お父さんはどこ行っちゃったの?お父さんは帰ってこないの?」

B一に背を向けたまま無言の母。

「お父さんは・・・人を殺したの?・・・違うよね?お父さんが・・・そんなことするわけ・・・」

それでも何も言わない母を見て、目に涙をためるB一。

 

B一の顔面に泥が投げつけられた。

「!?」

驚くB一に、かつて一緒に遊んだ友達が言った。

「人殺し」

「お前の父ちゃん・・・人殺しィ!!」

 

「みん・・・」

話しかけようとしたB一の言葉を遮り、「逃げろ―!!悪魔の子だぞー!!」と言って逃げて行ってしまった。

一人、残されたB一。

 

家に帰ると、玄関のドアには沢山の悪意あるいたずら書きがされていた。

ショックを受けるB一。

 

部屋の隅に膝を抱えて座っていると、ふと押入れの中にある袋を見つけた。

その袋には、『エイジへ』と書かれたカードが付いていて、キチンとリボンが結ばれていた。

リボンを外してみると、中からグローブが2つ出てきた。

カードを開くと、そこには父の字でメッセージが書かれていた。

 

『たんじょうび、おめでとう!!いつもいっしょにあそんでやれなくてゴメンな。このグローブであしたから父さんともうれんしゅうだぞ!!男と男のやくそくだ』

 

それを見て、父の無実を確信したB一は、慌てて母の元へ行って叫んだ。

「お母さん!お父さんは犯人じゃない!犯人なんかじゃないよ!」

反応のない母の前に回り込み、さらに叫んだ。

「だってお父さんは俺との約束を破ったことないんだ!ほら!見てよ!この手紙はお父さんが俺の誕生日に・・・」

 

その時、母はB一の頬を殴った。

頬をさするB一。

「お母・・・」

驚き、母の方を見るB一に、両手を伸ばす母。

 

「死のぅ・・・。一緒に・・・。ね・・・死の」

 

母は、小さな声でそう呟き、B一の首を絞めた。

 

遺された者達の苦しみは消えない。

 

感想

幼い子供にはあまりにも辛い経験で、読んでいて胸が苦しくなりました。

一緒に遊んでいた友達の、手のひらを返したような態度。

世間からの仕打ち。

そして、母の・・・。

これ以上不幸な事が起こらないように祈るばかりです。

 

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