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それはまるで雨傘のように第8話最終回のネタバレと感想!都築先生の答えは!?

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5月13日発売の2019年6月号別冊フレンドに連載中のそれはまるで雨傘のように第8話 最終回のネタバレと感想です。

前回の内容は下記からご覧ください。

 

それはまるで雨傘のように第8話のネタバレとあらすじ

ありがとう、先生。

 

『・・・好きなの。都築先生が好き!・・・っ』

 

思わず都築の背中に抱きつき、気持ちを伝えてしまった紗南。

しばしの沈黙の後、都築が言った。

 

「・・・僕は、君のことは恋愛対象として見れません」

 

紗南は、ショックを受け、慌てて都築の背中から離れて、その場を走り去った。

振り向く事もせず、ジッと佇む都築。

 

【わかってたつもりだった】

【『先生と生徒だから』って】

【あたし、間違えちゃったんだ】

 

廊下を走る紗南を見かけた佐渡が驚き、「弥生さん!?」と紗南の腕を掴んだ。

「こら!脚、治ってないのに走っちゃだめ・・・」

言いかけた佐渡の目に映ったのは、紗南の泣き顔だった。

 

飲み物を手に座る紗南に、佐渡が声をかけた。

「落ち着いた?」

「・・・」

無言で俯く紗南に、佐渡は言った。

「失恋なんてよくあることよ。今は地獄かもしれないけど」

 

【ショックを通り越して】

【情けなくてイライラしちゃう】

「・・・あの人、誠実なの。辛い思いもしたけど、そのたび、周りの人に恵まれて、立ち直ってこれたって言ってたわ。ひとの痛みに寄り添える、優しい人よね」

 

佐渡の言葉を黙って聞いていた紗南が口を開いた。

「・・・だから、沢渡先生も都築先生が好きなんですか?」

 

紗南の言葉に思わず噴き出し、笑いだす佐渡。

「!」

驚く紗南。

 

佐渡は笑いすぎて出てしまった涙を拭いながら、同僚として心配してただけだと言った。

都築はがんばりやでもあるから、消耗してしまわないか、周りの人間は見ててハラハラすると説明した佐渡。

「もしそれで、私たちの仲を疑ってるなら、視野が狭すぎよ」

「な・・・」思わず言葉に詰まる紗南。

「はは、あたしって子供・・・」と言う紗南に、佐渡は「そうね」と言って、優しく見つめた。

そして、「都築先生はきっと、あなたにとって、お互いにとって、一番いい方法を選んだのよ」と言うと、紗南の頭にそっと手を乗せた。

「あなたは大切にされてるわ」

佐渡の言葉に涙が溢れ出す紗南。

 

佐渡が、荷物は教室かと紗南に聞いた時、保健室のドアが開いた。

「恵子・・・!」

驚く紗南。

「ここにいた・・・!教室戻ったらいないし、ずっと帰ってこないから~」

そう言って、恵子は紗南に抱きついた。

「紗南に何かあったんじゃないかって・・・」

恵子の言葉を聞いて、紗南の目には涙が溢れた。

思わず力いっぱい抱きしめる紗南に、「ど、どうしたの紗南!?力強!!」と戸惑う恵子。

「恵子、あのね・・・」

「すごいな、そりゃ。俺はロリコンじゃないけど、相当な精神力がいるってことはわかる」

都築の話を聞いて、そう発言した坂本を、キッと睨む都築。

「まぁまぁ、都築なら気持ちのコントロールくらい」と、なだめる坂本。

「気持ちは変えられない。行動を正すだけだ」

そう言いきる都築に、立派だという坂本。

都築は、子供が必死に大人のフリをしてるだけだから、いつか泣きだしたりしてと言うと、坂本は、そうならないようにあんまり抑え込まず、吐き出すように言った。

 

【大人になりたい。お互いを守れるように】

 

「ごめん、つき合わせちゃって」

紗南の言葉に、恵子は「ううん、当然でしょ。紗南の力になれてうれしい!」と言った。

紗南は、クラスの他に居場所を探すため、入れそうな部活を探していた。

だが、噂が広まり、どこに行っても居づらい雰囲気だった。

 

紗南に、飛ばしすぎじゃないかと心配する恵子。

だが紗南は、ニッコリほほ笑んで言った。

頭では先生の立場を理解していたが、自分の気持ちをどう扱っていいのかわからず、抑えつけていたら爆発してしまった。

誰の傷つくとこも見たくないとか言って、自分が一番未熟だと思った、と。

「成長したいんだ。ずっと落ち込んでても逆に疲れちゃうし」

 

恵子は、そんな紗南の様子を見て、変わったと言った。

戸惑う紗南に、「まえは、もっとこう・・・ずっと張り詰めてた感があったから・・・」と言った。

二人は、お互い頑張ろうと微笑みあった。

 

恵子は、ふと目についた張り紙を指差して紗南に勧めた。

 

『学校行事実行委員大募集』

 

「よろしくお願いしまーす!」

元気に挨拶する恵子の後ろで、「お願いします・・・」と控え目に挨拶をする紗南。

一瞬の沈黙の後、数人の女子生徒が紗南を取り囲んだ。

「えー!?あの親友の彼氏とったって噂になってる、2年の弥生さん?」

「めっちゃ、可愛くない??」

 

ぐいぐい来る雰囲気に戸惑う紗南。

”これはこれで、なんか違う気が・・・”

 

紗南に活動内容を聞かれた部員は、行事を裏方で地味に全部仕切ってると説明しながら、紗南の髪をポニーテールに結った。

紗南は、黙々と仕事をする部員達や、ギターを片手に盛り上がる部員達を見て、居心地の良さを感じた。

早速、ポスター貼りを頼まれた紗南。

一緒に行くように言われたのは、以前、紗南を拒絶した美希だった。

指示をした先輩も、気まずい雰囲気に気付いた。

 

美希とポスターを貼っていた紗南は、美希に拒絶された時のことを思い出していた。

自分の分を貼り終えた紗南は、美希の分を分けてもらった。

ポスターの内容を見て、実行委員の活動について話そうとする紗南を遮り、「弥生さんとは、まだ仲よくできそうにないから・・・」と、再び拒絶されてしまう。

言葉に詰まり、謝る紗南。

だが、美希は続けて、「・・・でもっ、昨日は助けてくれてありがとう。なのに、ごめんなさい・・・」と言って、俯いた。

そこへ、美希を呼ぶ男子。

美希はそそくさと立ち去ると、仲良さそうに男子と話していた。

その様子を見つめる紗南の元へ、「あー、美希、行っちゃったかー」と、ポスター貼りを頼んだ先輩が現れた。

話を聞かれたと焦る紗南に、先輩は「だーいじょぶ、ダーイジョブ!なんとかなるなる!!」と言って、背中をバンバン叩いた。

紗南は少し戸惑いながらも、「なるなる・・・!」と呟くと、「そ!楽しく行こー!」と微笑む先輩と一緒にポスターを貼った。

 

”その単純さ、大事かも”

”自分のために、誰かの為に”

”今できることを地道に少しずつ”

 

「お疲れ様でした―っ」

先輩達に誘われ、駅まで一緒に歩こうとした紗南だったが、ふと思い立ち、恵子に先に行くように伝えて走り出した。

その後ろ姿に向かって、恵子が叫んだ。

「紗南、ファイト!!」

 

「都築先生!」

思い切って名前を呼ぶ紗南。

都築が振り向いた。

「弥生さん・・・」

都築は戸惑いながらも、「こんな時間までどうしたんですか?」と聞くと、「今日から実行委員会に入ることにしたんです」と答えた紗南。

「珍しいですね」と言う都築に、「はい、慣れないのでちょっと大変です・・・」と返す紗南。

会話が続かず、思わず俯く紗南。

 

「・・・大丈夫ですよ、弥生さんなら」

紗南が顔を上げると、都築が優しく微笑んでいた。

紗南は、決心したように言った。

「・・・先生、また明日!」

満面の笑みの紗南を見つめる都築も、決心したように言った。

「はい。また明日!」

手を振る紗南の目には涙が溢れていた。

 

【先生、かけがえのない気持ちを教えてくれてありがとう】

【私たちは強くないから、悲しいことは起こる】

【私も気づかないうちに、誰かを傷つけてるのかもしれない】

【許されてるのかもしれない】

【そして、助けられて、支えられてるんだと思う】

【だから、都築先生みたいに】

 

雨上がり、ふと見上げた紗南の目に、青空に浮かぶ虹が見えた。

 

【人を、未来を】

【信じていたいよ】

 

「新任の先生を紹介しますので、一旦お集まりくださいー。では、弥生先生ー」

「はい。音羽特別支援学校から転任しました。弥生紗南です」

自己紹介をする紗南の目に、一人の男性の姿が映った。

「弥生さん・・・?」

「うそ・・・。都築先生・・・」

 

照れくさそうに笑う都築。

目に涙を浮かべ、微笑む紗南。

 

「よろしくお願いします」

 

感想

思い切って想いを伝えた紗南と、紗南の為に自分の気持ちに嘘をついた都築を見ていて、とても切なくなりました。

ですが、お互い大人になった時に再会できた二人に運命を感じました。

 

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