約束のネバーランド121話のネタバレと感想!ノーマンの作戦にエマは!?

2019年第9号、週刊少年ジャンプ連載の「約束のネバーランド」121話のネタバレです。
前回話のネタバレは下記にまとめているので、まだの方はどうぞ。
ネタバレ
描き殴った理想、いつか見た夢の続き・・・
”私は全食用児を解放したい”
”農園全部なくして、食用児なんていない世界をつくりたい”
以前語った、エマの理想。
「つくろう」
農園を潰せばいずれ鬼は滅ぶ。鬼もネバーランドもラートリー家も、全て終わらせると語るノーマン。
「もう逃げなくていい。この世界に全食用児の楽園を築こう」
その言葉に、まだ信じられず、言葉を発する事ができないエマの後ろで、歓声を上げる仲間達。
子供達は、鬼達を全部倒せるかもしれないという期待に胸を膨らませた。
年長の子供達もノーマンの意見に賛同し、怯えずに済むと喜んだ。
そんな様子を見て、浮かない表情を見せるエマ。
そこへ、”七つの壁”を目指していた事を指摘する子供達。
それに対して、あれにもリスクや条件があると答えるドン。
さらに、レイも戦略的に鬼をなくす方法があるならそっちの方が確実だと言った。
それを聞いて、「よかったね!エマ」と声をかける幼い子供達。
全食用児なんていない世界をつくれると、笑顔で語るのを見て、エマは戸惑った。
ギルダも安心した様子で、エマに無茶をさせずに済むと呟いた。
すると他の仲間達も、辛くても苦しくてもずっと一人で引っ張ってきたエマも、ようやく少し肩の荷を下ろせると労ってくれた。
「つくろう、一緒に。今度こそ。誰一人失わない未来」
”そうだ、迷うな。私の望む未来”
そう笑顔で語りかけるノーマンを見て、ようやく迷いが消えたエマは、
「よかった。よかったよ・・・!」と仲間達と抱き合って喜んだ。
その様子を難しい顔で見つめるレイ。
ノーマンはひとまずゆっくり休むようにと、皆を部屋に案内した。
行く先々で、ノーマンの姿を見て驚く子供達。
ノーマンは普段は部屋にこもっている為、下の階で見かけるのが珍しかったのだ。
「着いたよ」とノーマンが示したのは、立派な家だった。
中は広く、フカフカで綺麗なベッドがあり、お風呂やキッチン、大きなリビング、トイレもあった。
ごはんもじきに用意すると言うノーマンに対し、元気にお礼を言う仲間達を見て、エマはみんながハヤト達に似てきたと苦笑いした。
そこへノーマンをジッと見つめる幼い子供達。
どうしたのかと声をかけるノーマンに、「ノーマンは”ボス”なんだよね」と言った。
ハヤトに神様みたいだと言われ、今はミネルヴァであるノーマンのことを、何と呼べばいいのかと尋ねた。
ノーマンは、大勢の前では「ボス」がいい時もあるし、ハヤト達にとってはミネルヴァだしと少し考えた後、「僕はノーマンだよ」と笑顔で答えた。
どれだけ立場が変わっても、僕は僕、みんなが知ってるノーマンだと言って、子供達を抱きしめた。
その瞬間、ハヤトがアンナ達を案内して部屋のドアを開けた。
子供達に抱きつかれて勢い余って倒れたノーマンは、アンナに挨拶してクリスの様子を聞いた。
ノーマンが無事だった事に驚き涙を流すアンナと、普段とは違う一面のノーマンを見て固まるハヤト。
エマ達が知り合いだと分かり、ノーマンの食事も一緒に用意してくれたハヤトを、エマはいい人だと笑顔で言った。
久しぶりの豪華な食事に、喜びながらも戸惑う子供達。
ハヤト達の分もあるのかを心配する子供に、大丈夫だから好きなだけおなかいっぱい食べるようにと微笑むノーマン。
「いただきます!!」
”一緒に食べるごはんはおいしかった”
”いっぱいいっぱい話をして”
”久しぶりにおなかが痛くなるまで笑った”
”いっぱい笑うと元気になる”
「ああ、楽しい!」
心から楽しげに言ったノーマンは、エマの家族を褒めた。
エマは変わってなかったノーマンに安心し、生きて隣にいることを心から喜んだ。
笑顔で聞くノーマンとレイ。
エマは寝るのが勿体ないと、ノーマンとレイとチェスの勝負をするように提案した。
「さっさと片付けて寝ろ」と言うレイに、「とか言いつつ勝負するじゃん、レイ~♪」とからかうエマとノーマン。
”その夜は本当に楽しくて”
”怖いことも、辛かったことも、全部忘れた”
しばらくして部屋を覗く子供達。
「いい寝顔。風邪引くなよ~」
ノーマンを真ん中にして笑顔で眠るエマとレイ。
今夜だけは、おやすみ・・・
感想
ノーマンの作戦に賛成し、心から期待する子供達とはうらはらに、エマの不安が垣間見え、それに気付くレイの表情も気になります。
幸せいっぱいの時間を過ごした事で、逆に、またこれから辛い経験をするのではないかと心配です。